摘みたて茶葉で即席紅茶を作り楽しみました(2012/11/10)

秋もだんだん深まってきたこの日、洞貴子さんが主催の『お茶芽なかふぇ』というイベントが、信楽朝宮茶・藤田園でありました。藤田園自慢の「べにふうき」を摘んで、信楽焼き焙炉(ほいろ)を使って紅茶を作ろう!というステキな企画です。。
信楽焼き焙炉(ほいろ) 紅茶が手作りできます
井田龍平部長役員から、焙炉の扱い方を学び、さっそく摘んできた茶葉を、「人肌程度に温めた焙炉の上で」もみもみします。陶器でできた、この信楽焼き焙炉なら、この微妙な温度を保つことができます。ホットプレートなどでは、熱かったり、すぐ冷めたりして、うまくお茶を乾かすことができません。
信楽焼き焙炉(ほいろ) 紅茶が手作りできます
茶葉を細かく揉んだら、真ん中に集めてフタをして、焙炉の温度を上げます。温度が下がりすぎると醗酵に時間がかかるので、時折焙炉の中心が人肌くらいになるように火を入れて温度を保ちます。1時間待ちます。
◆焙炉での紅茶作りの詳しい説明はこちらをご覧ください。
待ってる間、参加したみなさんは、外で緑茶の葉(これは精製してあるもの)を、一人分のすりこぎですりすりして飲んで楽しみました。
この時期、花をつける「べにふうき」・・花を摘んで紅茶に浮かべて飲もう〜というわけです。摘んできた花は、軽く蒸して、またまたここでも焙炉が役立ちますが、焙炉の上に花を乗せて乾燥させます。紅茶のほうは、最終段階、乾燥むらがないように、攪拌します。もうかなり良い香りが部屋中に漂います♪
信楽焼き焙炉(ほいろ) おいしい紅茶が手作りできます
用事で出ていた藤田園・藤田照治も最後に駆けつけて、「どうしてお茶ができるのか?どうすればおいしいお茶ができるのか?」のミニ講義もありました。早速できた紅茶に、べにふうきの花を浮かべて飲みました。とても優しい香りとすっとする味わいに、みんな感動していました。自分で摘んで作った紅茶ですから、また味は格別だったです。洞さん、みなさん、お疲れ様、ありがとうございました(^^)


・茶業参観デー2010  ・茶業参観デー2011  ・茶業参観デー2012